光免疫療法の保険適用はいつから?日本の医療制度に関して

光免疫療法とは

光免疫療法は、特定の光を使用してがん細胞を攻撃する治療法です。
この治療法は、特定の薬剤と特定の波長の光を組み合わせて使用することで、がん細胞を破壊することができます。
光免疫療法は、がんの治療法としての有効性が認められてきましたが、その保険適用については長らく議論が続いていました。

日本における光免疫療法の保険適用

日本において、光免疫療法については、2020年9月に世界で初めて日本で承認され、2021年1月から保険適用となりました。
この日から、光免疫療法は日本の医療保険制度の対象となり、多くの患者がこの治療を受けることができるようになりました。

保険適用の範囲

光免疫療法が保険適用されているのは現状、頭頸部のみが対象です。
保険適用となった背景には、光免疫療法の有効性や安全性が多くの臨床試験で確認されたこと、そして多くの患者や医療関係者からの強い要望があったことが挙げられます。

保険適用までの経緯

光免疫療法の保険適用が開始されるまでの経緯は、多くの研究者や医療関係者の努力の結果として実現しました。
多くの臨床試験が行われ、その結果がん細胞を効果的に破壊することが確認されたこと、また副作用が少ないことなどが、保険適用の決定に影響を与えました。
また、患者団体や医療関係者からの強い要望も、この決定を後押しする要因となりました。

医療保険制度と光免疫療法

日本の医療保険制度は、国民の健康を守るための重要な制度であり、その中で新しい治療法が保険適用となることは、多くの患者にとって大きな意味を持ちます。
光免疫療法の保険適用が開始されたことで、多くのがん患者がこの治療を受けることができるようになり、その結果として多くの患者の生活の質が向上することが期待されます。

自由診療の光免疫療法

ここまで保険適用される光免疫療法について紹介してきましたが、実は自由診療の光免疫療法も存在します。
自由診療のため、治療費は全額自己負担となってしまいますが、頭頸部以外の部位や保険が適用できない状況であっても光免疫療法を受けられる可能性があります。
当院で提供している光免疫療法についても、この自由診療の光免疫療法となります。

保険適用と自由診療の光免疫療法の違い

それでは、保険適用と自由診療の光免疫療法では、どのような違いがあるのかを説明します。
大きな違いとしては、使用する光感受性物質の違いが挙げられます。
保険適用の場合、IR700(イルミノックス)と呼ばれる光感受性剤を使用し、自由診療の場合、ICG(インドシアニングリーン)と呼ばれる光感受性物質を使用します。
また、保険適用の光免疫療法では、頭頸部のみが治療対象部位となりますが、自由診療では、ほぼ全身のがんに適用可能となっております。

どちらの光免疫療法が優れている?

現在のところ、光免疫療法で保険適用がされるのは頭頸部だけですが、将来的には適用される部位が拡大される見通しです。
しかし、現在では、頭頸部のみの保険適用となるため、他の部位のがんであれば他の標準治療で治療を行うしかありません。
また、標準治療が適用できなくなった場合、通常は緩和ケアが推奨されることになり、標準治療と緩和ケアの間に位置する治療法が限定されています。
自由診療の光免疫療法であれば、標準治療の選択肢が無くなった場合でも治療を受けて頂ける可能性があります。
そして、自由診療の光免疫療法では、ステージの影響を受け難かったり、副作用が少ないといった特長もあります。
保険適用と自由診療の光免疫療法において、どちらが優れているということではなく、患者様にとって適した方を選択して頂くべきだと当院は考えています。
そのため、それぞれの光免疫療法のメリット・デメリットを把握して頂くことが大切です。

まとめ

2020年9月に世界で初めて日本で光免疫療法が承認され、2021年1月に保険適用となりました。
2025年現在、保険適用される部位は頭頸部のみであり、将来的には適用される範囲が拡大される見通しです。
また、自由診療の光免疫療法も存在し、OGC大阪がんクリニックでも自由診療での提供をしています。
自由診療では、ほぼ全身のがんに適用可能であったり、ステージに影響を受けにくいといったメリットもありますが、全額自己負担といったデメリットもあります。
それぞれの光免疫療法の内容を理解し、ご自身の状況に合った治療法を選択する必要があります。
今後も、このような新しい治療法が保険適用となることで、多くの患者が最先端の治療を受けることができるようになることを期待しています。

当院の光免疫療法詳細はこちら

電話でのお問い合わせ

関連記事

PAGE TOP