光免疫療法は光に反応する薬剤(ICGリポソーム)を点滴で投与し、がん細胞に集まった薬剤へ近赤外線を照射することで、がん細胞へのアプローチを目指す治療法です。
さらに、薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を利用し、照射によって活性酸素を発生させがん細胞を内側から攻撃します。
当院の光免疫療法は以下の方にも対応しております
- 幅広いがん種や全身の転移部位にも対応
- 標準治療との併用治療も可能
- 副作用が少ないため抗がん剤の休薬中の方も対応
- 高齢で標準治療が出来ないと言われた方も対応
- もう治療法が無い、緩和ケアを勧められた方も対応
- 他の治療方法を探している方や、ステージに関わらず治療の選択肢として相談受付
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法もぜひご検討ください。
以下のバナーをクリックで光免疫療法の詳細をご覧いただけます。
浸潤性乳がんの深い理解と治療法の進展
浸潤性乳がんの特徴
浸潤性乳がん(浸潤がん)は、乳管や小葉の中で発生したがん細胞が、周囲の組織(基底膜)を突破して乳腺外に浸潤・増殖する乳がんの総称です。
乳がん全体の約80~85%を占め、自己触診でしこりとして発見されるケースの多くがこの浸潤性乳がんです。
浸潤がんは、検査しても見えない微小ながんや、リンパ節や他の臓器への転移を疑う必要があります。
浸潤性乳がんの特徴と分類
浸潤性乳がんの最大の特徴は、浸潤性を持つ点にあります。
一度基底膜を突破すると、リンパ管や血管を通じてリンパ節転移や遠隔転移を起こしやすく、早期であっても微小転移が存在している可能性があります。
浸潤性乳がんは、主に以下の2つに大別されます。
1.浸潤性乳管がん(全体の約70~80%)
●乳頭腺管がん(キノコ状に発育):約20%
●充実腺管がん(周囲を圧迫しながら広がる):約20%
●硬がん(線維化を伴いながら散らばるように浸潤):約40%、最も頻度が高く、しこりが硬く境界が不明瞭になりやすい進行型のサブタイプです。
2.特殊型浸潤性乳がん(約10~15%)
粘液がん、髄様がん、浸潤小葉がん、腺様嚢胞がんなど。
一般的な浸潤性乳管がんとは生物学的挙動が異なる比較的稀なタイプで、予後が良い場合もあれば、逆に浸潤性が高いタイプもあります。
浸潤性乳がんは、腫瘍の大きさ(T)、リンパ節転移の有無(N)、遠隔転移の有無(M)により、ステージ0~IVに分類されます。
特にステージIVでは、骨・肺・肝臓・脳などへの遠隔転移を伴うことが多く、治療の目的が「根治」から「長期コントロールとQOL維持」へと移行します。
発症の原因とリスク要因
浸潤性乳がんの発症原因は完全に解明されていませんが、以下の要因が深く関与していると考えられています。
●ホルモンの影響:エストロゲンへの長期暴露(初潮が早い、閉経が遅い、未産婦など)
●遺伝的要因:BRCA1/2変異などの家族歴
●生活習慣:肥満(特に閉経後)、過度の飲酒、喫煙、運動不足
●その他:乳腺密度が高い人、良性乳腺疾患の既往など
これらのリスクが重なることで、正常な乳管上皮細胞が徐々に悪性化し、浸潤性を獲得すると考えられています。
診断と標準治療の概要
診断は、マンモグラフィー、乳腺エコー、MRI、針生検などにより行われます。
がんが確定したら、ホルモン受容体(ER/PR)、HER2、Ki-67などの病理検査を行い、サブタイプを分類して治療戦略を立てます。
標準治療は、手術(乳房温存術または乳房切除術)+放射線療法+薬物療法(化学療法、ホルモン療法、分子標的薬、免疫療法)の組み合わせが基本です。
しかし、進行例や高齢者では手術や抗がん剤の負担が大きく、治療選択が難しくなるケースも少なくありません。
光免疫療法の進展と浸潤性乳がんへの可能性
光免疫療法は、従来の治療法とは異なるアプローチで注目を集めている治療です。
この治療は、光感受性薬剤を投与した後、特定の波長の近赤外線を照射することで、がん細胞を選択的に破壊します。
そして、浸潤性乳がんに対しても、光免疫療法は有効な選択肢となり得ます。
特に以下の点が期待されています。
●がん細胞を選択的に攻撃するため、正常な乳腺組織や皮膚へのダメージが少ない
●抗がん剤のような重い全身性副作用が抑えられる
●手術が困難な高齢者や、標準治療の継続が難しい患者様でも負担が比較的軽い
●繰り返し治療が可能で、長期的な病勢コントロールが期待できる
当院では、浸潤性乳がんの患者様の病状や全身状態を慎重に評価した上で、光免疫療法の適応可否を判断しています。
標準治療との併用も可能ですので、浸潤性乳がん治療でお悩み中の方は一度ご相談ください。
以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認いただけます。
まとめ
浸潤性乳がんは、乳がんの大部分を占める進行性の疾患であり、早期発見が極めて重要です。
しかし、診断時にすでに進行している場合や、高齢で標準治療の負担が大きい場合でも、治療の選択肢は完全に尽きたわけではありません。
光免疫療法は、副作用を抑えながら治療を進められる新しい可能性を提供します。
特に進行した状態でも、QOLを維持しながら積極的に取り組める治療法として期待されています。
当院では、患者様一人ひとりの状況に合わせた説明と、最適な治療計画をご提案いたします。
浸潤性乳がんの治療でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【当該記事監修者】癌統括医師 小林賢次
がん治療をお考えの患者様やご家族、知人の方々へ癌に関する情報を掲載しております。
医療法人社団良凰会 医師一覧

