2026年1月発表のがん5年生存率及びその課題と光免疫療法

2026年1月発表のがん5年生存率とその課題

厚生労働省は2026年1月14日、2016年に診断されたがん患者の5年生存率を全国がん登録に基づき初めて公表しました。
これはがん登録推進法に基づく集計であり、15歳以上の患者様を対象としたものです。

主な部位別の生存率は以下の通りです。

●前立腺がん: 92.1%
●乳がん: 88.0%
●子宮頸がん: 71.8%
●大腸がん (直腸・結腸): 67.8%●
●胃がん: 64.0%
●肺がん: 37.7%
●肝がんおよび肝内胆管がん: 33.4%
●膵臓がん: 11.8%

これらの数字は、早期発見と治療の進歩を示していますが、依然として部位によって大きな差があります。
特に肺がん、肝がん、膵臓がんのように生存率が低いものは、診断時の進行度が高く、標準治療(手術、化学療法、放射線療法、分子標的薬、免疫療法など)の効果が限定的
であることを表しています。
そのため、標準治療のみでは進行がんの生存率は依然として低く、耐性獲得や副作用が課題となっています。

依然として多いがん患者数

全国がん登録のデータからも、がん患者の多さが明らかになっています。
2023年に新たにがんと診断された方は全国で99万3469人であり、前年からほぼ横ばいでした。
年齢調整罹患率は、人口10万人あたり375人となります。
罹患数の多い部位は、男女計で大腸(15.4万人)、肺(12.4万人)、胃(10.5万人)、乳房(10.3万人)、前立腺(10.2万人)となっています。
この結果は、まだまだがん患者は非常に多く、年間約100万人近い方が新たに診断されている現実を改めて示しています。

なぜがん患者が減少しないのか

日本のがん患者数が減少しない主な理由は、高齢化の進行が最たるものです。
がんは加齢とともに発症リスクが急激に上昇するため、人口の高齢化率が世界トップレベルの日本では、がん罹患数は増加傾向にあります。
2025年時点で65歳以上が人口の約30%を超えており、今後もこの傾向は続くと予測されています。
一方で、死亡率は治療の進歩や早期発見により低下していますが、新規患者数の増加がそれを上回るため、全体の患者数は横ばいまたは微増が続いています。
高齢化社会の構造的な課題が、がん患者数の減少を妨げていると言えます。

光免疫療法の可能性

そんな中、光免疫療法は標準治療の限界を補う新たな選択肢として注目されています。
この治療は、光感受性薬剤をがん細胞に集積させた後、近赤外線を照射して選択的にがん細胞を破壊します。
副作用が少なく、肝機能低下例や標準治療終了後でも適用可能で、繰り返し治療によりQOL向上と生存延長が期待されます。

当院の提供する自由診療の光免疫療法では、ほぼ全身のがんに適応可能となっております。
特に肺がん、膵臓がんなどの進行例で、痛み軽減や息苦しさ改善の効果が期待でき、化学療法との併用で相乗効果も見込めます。

詳細は当院の光免疫療法ページをご覧ください。

総括

がんの5年生存率は改善傾向にありますが、高齢化による患者数の増加と、標準治療だけでは限界がある進行がんの予後が課題となります。
光免疫療法のような先進療法を検討することで、生存期間の延長と生活の質の向上が期待できます。
標準治療終了と宣告された方、標準治療との併用治療をお探しの方、末期がんでも緩和ケア以外の可能性を探されている方など、癌に関するお悩みを持たれている患者様は、当院までお気軽にご相談ください。。

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