当院の特徴
Clinic introduction
治療実績
医療法人として6年が経過し、多くの患者様の状態に応じた最適な光免疫療法を提供できるようになっています。
共同研究
微生物病研究所(大阪大学)とより良い薬剤の共同研究を推進しています。この研究では、微生物病研究所の基礎研究の深い知識とクリニックの実践的な臨床経験を組み合わせ、薬剤の効果と安全性の向上を目指しています。
無菌室完備
当院では厳密な無菌状態を維持するために特別な「無菌室」を設けています。がん患者様に、より安全な治療を行えるよう、品質管理の精度向上を目指しています。
共同開発機器
がん患者様の状態に合わせてがん細胞を適切に対処するために、一般的な機器に加えて共同開発した機器も使用しています。そのため、がん患者様の具体的ながん種や病期に応じて適切な対応が可能です。
当院の治療実績
Patients using our hospital
当院は医療法人として6年が経過し、多くの患者様の状態に応じた最適な光免疫療法を提供できるようになっています。 この中で、がん患者様の状態に基づき、光免疫療法を一人ひとりに最適化する取り組みを強化しており、関連する個別化された治療アプローチにより多くのがん患者様に対して最適な結果を目指しています。 光免疫療法は、治療の中でも特に「その他」と分類されるものが最も多く、全体の32%を占めています。 これは光免疫療法が多様ながん種に対応できることを示しています。次に多く治療されるがん種は「大腸がん」で16%、「乳がん」が15%、「膵臓がん」が12%と続きます。
転移部位の傾向は「リンパ」が最も多く28%を占めています。 次に多く転移される部位は「骨」で24%、「肝臓」が21%、「腹膜播種」が11%、「肺」が10%と続きます。 光免疫療法は原発巣だけではなく、転移部位にもご対応できます。 治療法の選定は、がん患者様のがんの部位、大きさ、個数、および具体的な位置に対する詳細な分析に基づいて行われます。 この分析から得られた情報に基づき、最適な薬剤の種類、治療に使用する機器の選択、及び照射時間の長さを精確に決定しています。 このようにして、各がん患者様毎に治療計画を立て、がん治療の成果を最大限に引き出すことを目指しています。
当院の光免疫療法とは
PDT at our clinic
治療可能部位は以下をご参考ください。
肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、膀胱がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、腎がん、膵臓がん、甲状腺がん、胆嚢・胆道がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん、皮膚がん、メラノーマ、腺がん、口腔がん、舌がん、骨腫瘍 など。※骨髄、白血病などご対応できない部位も一部ございます。
現在ご自身の部位が適応可能か、ご不明な場合はお気軽にお問合せください。
従来の機器との違い
当院が使用している光免疫療法の機器は、ICGの反応性が高い、選択的波長で照射することが可能です。 これにより、がん治療に用いるICGを効率的に活性化させ、治療効果の向上が目指せます。 以下はそのプロセスを簡潔に説明したものです。
選択的波長の有効性
光免疫療法は、光を照射して薬剤を活性化し、がん細胞を効果的に破壊します。 一般的には「体の深部に光が届きにくい」「薬剤との反応が悪い」という問題が生じる事があります。 この課題を克服するため、当院では選択的波長の機器を研究開発しております。 この技術により、より深部のがん細胞にも光を届け、ICGの励起効率を高めることが可能です。 一般的に使用されている機器(超音波も含む)も選択しており、がん患者様の具体的ながんの種類や状態に応じて治療法を選択します。 これにより、様々なタイプのがんに対して柔軟に対応し、個々のがん患者様に適切な治療を提供することが可能です。
MRI(DWIBS)の推奨
精確な治療を行うために、がんの検出と治療評価に役立つ先端のMRI技術であるDWIBSによる画像診断を推奨しています。 DWIBSは放射線を使用しないため、繰り返しの検査にも適しており、非侵襲的にがん細胞の位置や状態を高精度で捉えることができます。 この技術は、多くの種類のがん、特に複雑な場所に存在するがんに対しても有効であり、治療計画の策定や治療効果の確認に貢献しています。 DWIBSを利用することでがんの勢いを詳細に把握できるため、治療箇所の優先順位を特定し、治療の精度を向上させることが可能です。
無菌室設備の紹介
Sterile room equipment
当法人では厳密な無菌状態を維持するために特別な「無菌室」を設けています。
感染リスクの低減・品質保持
当法人の無菌室は、細菌やウイルス、微生物からの汚染を防ぐために特別に設計されています。 また、無菌室を有することは、薬剤の品質を維持するため、または免疫抑制を伴うがん患者様にとって重要となります。