2歳の頃は 「お医者さんになる」、中学時代は「西洋医学と東洋医学の融合」、医学生時代 には「無医村で働く総合診療医」をテーマに医師を目指しました。
阪神淡路大震災では、全国26病院が協力して災害医療を行うカトリック医療協の中心とし て3か月間の現地での医療活動とその後5年間に渡るフォローを行いました。
その間に活性酸素理論をもとにした代替補完医療を実践する高知県土佐清水病院の丹羽靱負 院長と出会ったことで保険外診療の世界に入り、その他に小児科医の真弓貞夫先生や新潟大 学の安保徹先生たちとも交流し学ばせていただきました。
西洋医学・標準治療の限界を肌で感じるようになりましたが、 互いに補い合うためには双方の利点 と欠点を知り経験を積むことが大切であると考え、リハビリや訪問診療だけでなく岸和田市 民病院の総合内科外来や阪南市立病院総合診療医として病院再生などにも積極的に参加しました。
NK免疫療法・遺伝子治療そして再生医療からロシアの生体波動共鳴療法(IMEDIS)・量子 医学などまで様々な保険外診療・代替補完医療を経験し実践してきました。
最終的に癌を治し克服するのはあくまでも個々の免疫力であり抗癌剤ではありません。
その方の生き方やその最期に過ごす時間を自分自身で決めることができるように、これまで も十分な時間をかけて話を聞き説明してきましたが、現在は光免疫療法という身体への負担が少ない治療を中心に診療しています。
西洋医学・標準治療をリスペクトした上で、 保険診療・保険外診療を問わず、 全人的包括的 な医療を相互協力して行えるようになることを常に祈り、これからも患者と向き合っていきたいと思います。
癌統括医師
小林 賢次 医師
標準治療と自由診療と統合医療の三つの柱ががん治療には重要