光免疫療法は、がん細胞への直接的なアプローチを目指すと同時に、免疫機能に働きかける治療法です。
光に反応する薬剤(ICGリポソーム)を点滴で投与し、がん細胞に集積した薬剤に近赤外線を照射することで、がん細胞への作用を目指します。
さらに、薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を活かし、照射によって生じる反応(活性酸素の発生など)を通じて、がん細胞を内側から攻撃します。
当院の光免疫療法は以下の方にも対応しております
- 幅広いがん種や全身の転移部位にも対応
- 標準治療との併用治療も可能
- 副作用が少ないため抗がん剤の休薬中の方も対応
- 高齢で標準治療が出来ないと言われた方も対応
- もう治療法が無い、緩和ケアを勧められた方も対応
- 他の治療方法を探している方や、ステージに関わらず治療の選択肢として相談受付
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法もぜひご検討ください。
以下のバナーをクリックで光免疫療法の詳細をご覧いただけます。
1. 膵臓がん(ステージ4)とは?
膵臓がんは進行が早く、発見された時点で他の臓器やリンパ節へ転移していることが多いがんの一つです。
ステージ4(IV期)とは、遠隔転移が確認される段階を指します。主に以下の転移が見られます。
| 転移の種類 | 説明 |
|---|---|
| 肝転移 | 肝臓への転移 |
| 腹膜播種 | 腹膜内へのがん細胞の散布 |
| 肺転移 | 肺への転移 |
| リンパ節転移 | 遠隔リンパ節への転移 |
この段階になると、がんが膵臓の周囲の血管や臓器に広がり、根治的な外科手術は難しくなります。
2. 胸水とは
胸水(きょうすい)とは、胸膜腔(肺を包む膜の間)に過剰な液体が溜まる状態です。膵臓がんのステージ4で胸水が発生する主な原因は以下の通りです。
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| がん性胸膜炎 | がん細胞が胸膜に広がり、炎症を引き起こして胸水が溜まる。 |
| リンパ管の閉塞 | がん細胞がリンパ管を圧迫し、リンパ液の流れが滞ることで胸水が増加する。 |
| 低アルブミン血症 | がんの進行によって血中アルブミンが低下し、血管内の水分が血管外に漏れ出ることで胸水が発生。 |
胸水が増えると、以下の症状が現れます。
| 症状 | 説明 |
|---|---|
| 呼吸困難 | 酸素が十分に取り込めなくなる。 |
| 胸の痛み | がんが胸膜を刺激することで痛みが生じる。 |
| 咳 | 肺が圧迫されることによる反射的な咳。 |
3. ステージ4膵臓がんと胸水の治療選択肢
膵臓がんのステージ4で胸水がある場合、標準治療は以下のようなものがあります。
| 治療方法 | 説明 |
|---|---|
| 化学療法 |
ゲムシタビン(GEM)+ナブパクリタキセル(nab-PTX) FOLFIRINOX療法(5-FU, ロイコボリン, イリノテカン, オキサリプラチン) これらの治療はがんの進行を抑えることを目的としていますが、副作用が強いため、患者様の体力や状態によっては適用が難しいこともあります。 |
| 対症療法(症状を和らげるための治療) |
胸水の排液(胸腔ドレナージ): チューブを挿入し胸水を排出する。 胸膜癒着術: ドレナージ後に薬剤を注入し、肺と胸膜を癒着させて胸水が再び溜まるのを防ぐ。 酸素療法: 呼吸困難を軽減するために酸素投与を行う。 |
| 緩和ケア |
痛みのコントロール: モルヒネなどの鎮痛剤。 食事指導や心理的ケア: 患者様の生活の質を向上させるためのサポート。 |
4. 光免疫療法について
標準治療が適用できない場合や、副作用が強く継続が難しい場合、光免疫療法という選択肢が考えられます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 光免疫療法の仕組み | 光免疫療法は、がん細胞に選択的に集積する薬剤を投与し、その後特定の波長の光を照射することで、がん細胞を破壊する治療法です。熱を発生させずに細胞膜を破壊するため、正常細胞への影響が少ないとされています。 |
| 膵臓がんへの適用 | 光免疫療法は、膵臓がんに対しても治療の選択肢の一つとして検討されることがあります。 |
| メリット |
・身体への負担が少ない ・免疫システムを活性化させる可能性 ・他の治療と併用しやすい |
この治療は、胸水がある状態でも適応できる可能性があり、患者様の体への負担をできるだけ抑えながら治療を検討することができます。
治療の可否は病状によって異なりますが、ご不安なことがあれば、ぜひ当院にご相談ください。
患者様に合った治療方法を一緒に考え、選択肢をご提案いたします。
以下では、当院の光免疫療法について詳しくご紹介します。
5. まとめ
膵臓がんのステージ4で胸水がある場合、標準治療の選択肢は限られています。
化学療法が適応可能であれば実施されますが、体力や副作用の問題で継続が困難なことも多く、対症療法や緩和ケアが中心となることもあります。
そのような場合に、光免疫療法は選択肢の一つとなり得ます。
ただし、すべての患者様に適応できるわけではなく、慎重な判断が必要です。
治療の詳細については専門医と相談することをお勧めします。
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【当該記事監修者】癌統括医師 小林賢次
がん治療をお考えの患者様やご家族、知人の方々へ癌に関する情報を掲載しております。
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