大腸がんの抗がん剤治療と光免疫療法の詳細ガイド

大腸がんの抗がん剤治療と光免疫療法の詳細ガイド

大腸がんの成因と主なリスク因子

大腸がんは、日本で最も罹患数の多いがんの一つであり、2025年現在、年間約15万人以上が新たに診断されています。
主な成因・リスク因子は以下の通りです。

●生活習慣:高脂肪・低繊維食、加工肉・赤身肉の過剰摂取、肥満、運動不足
●嗜好品:喫煙、過度なアルコール摂取(1日30g以上でリスク1.5〜2倍)
●遺伝・家族歴:リンチ症候群、家族性大腸腺腫症(FAP)、1親等に大腸がん歴があるとリスク2〜3倍
●疾患歴:2型糖尿病、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、大腸ポリープの既往
●加齢:50歳以上で急増傾向

これらのリスクを減らすために、40歳以上での便潜血検査・50歳以上での大腸内視鏡定期検診が強く推奨されています。

大腸がんの主な抗がん剤治療

大腸がん抗がん剤治療は、転移の有無・分子プロファイル・患者様の全身状態に応じて以下のように選択されます。

治療選択 主なレジメン 特徴・中央生存期間(mOS)
第一選択 FOLFOX/CAPOX + ベバシズマブ
FOLFIRI + セツキシマブ/パニツムマブ(RAS野生型)
標準的な強力レジメン
mOS 24〜30ヶ月
分子別治療 ・MSI-H → ペムブロリズマブ単剤
・BRAF V600E → エンコラフェニブ+セツキシマブ
・KRAS G12C → スロタシブ/アダグラシブ併用
・HER2陽性 → トラスツズマブ デルクステカン
奏効率40〜60%、長期生存例多数
第三選択以降 トリフルリジン・チピラシル+ベバシズマブ
レゴラフェニブ
SUNLIGHT試験でmOS 10ヶ月超

副作用は吐き気・下痢・手足症候群・骨髄抑制・末梢神経障害などが出現しやすく、治療継続が困難になる患者様も少なくありません。

抗がん剤治療の限界と課題

大腸がんの抗がん治療には、以下のような限界や課題が存在するのも事実です。

・複数レジメン後の耐性獲得(進行制御が数ヶ月で困難に)
・重度の副作用によるQOL低下(脱毛・重い倦怠感・入院加療)
・高齢者やPS低下例では強力なレジメンが施行できない
・腹膜播種・多発転移では薬剤到達性が低く効果が限定的

これらの課題に対し、当院では「抗がん剤と併用・代替可能な光免疫療法」を提案しております。

当院の光免疫療法:抗がん剤との併用

当院の光免疫療法は、抗がん剤治療が困難な大腸がん患者様に適した選択肢となる可能性があります。

光免疫療法は、特定の波長の光とがん細胞に集積する特殊な薬剤を組み合わせて使用します。
この薬剤は、光を当てることで活性化されがん細胞を破壊する作用を持ちます。
抗がん剤治療と併用することで、相乗効果が期待されています。
実際の治療パターンとして、抗がん剤継続中の併用(副作用軽減・効果増強目的)、抗がん剤中止後の代替療法、高齢者・PS低下例の単独治療などが挙げられます。

以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認頂けます。

治療選択のポイント

大腸がん治療を選択するポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。

・分子プロファイル(RAS/BRAF/MSI/HER2/KRAS G12C)を必ず確認する。
抗がん剤の副作用でQOLが著しく低下している場合は、早めに光免疫療法を検討する。
・セカンドオピニオンを利用して、「まだ治療できる選択肢があるか」も確認する。
・患者様・ご家族の希望(延命重視かQOL重視など)を最優先とする。

まとめ

大腸がんの抗がん剤治療は重要な治療法の1つですが、副作用と耐性獲得が課題となります。
光免疫療法は、抗がん剤と併用することで効果を高めたり、副作用で継続困難な場合の代替として、日常生活を保ちながら治療を続けられる新たな選択肢となります。
治療選択に迷われた際は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、患者様一人ひとりに最適な治療法を親身になって提案させて頂きます。

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