光免疫療法は、がん細胞への直接的なアプローチを目指すと同時に、免疫機能に働きかける治療法です。
光に反応する薬剤(ICGリポソーム)を点滴で投与し、がん細胞に集積した薬剤に近赤外線を照射することで、がん細胞への作用を目指します。
さらに、薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を活かし、照射によって生じる反応(活性酸素の発生など)を通じて、がん細胞を内側から攻撃します。
当院の光免疫療法は以下の方にも対応しております
- 幅広いがん種や全身の転移部位にも対応
- 標準治療との併用治療も可能
- 副作用が少ないため抗がん剤の休薬中の方も対応
- 高齢で標準治療が出来ないと言われた方も対応
- もう治療法が無い、緩和ケアを勧められた方も対応
- 他の治療方法を探している方や、ステージに関わらず治療の選択肢として相談受付
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法もぜひご検討ください。
以下のバナーをクリックで光免疫療法の詳細をご覧いただけます。
60代の大腸がんの進行速度は、年齢だけでは判断できません。同じ60代でも、がんの深さ、転移の有無、病理検査で分かる性質、治療への反応によって経過が異なります。「60代ならゆっくり進む」「ステージ3なら半年で転移する」といった見方で、検査や治療を先延ばしにすることはできません。
診断後に気になるのは、「手術まで待っていてよいのか」「最近の症状は進行のサインなのか」という点ではないでしょうか。進行速度を一つの数字で示すよりも、現在の検査結果と症状から、何を優先して対応するかを知ることが役立ちます。
60代という年齢から、大腸がんの進行を予測できるか
大腸がんが発生するリスクと、見つかったがんが進む速さは別の問題です。年齢は治療を考える際の情報の一つですが、「60代だから進行が速い、あるいは遅い」と個人の経過を決めることはできません。
大腸がんには、腺腫という良性の腫瘍ががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。ポリープからがんが発生するまでの期間を、そのまま診断後の進行速度に当てはめることはできません。すでにがんと診断された場合は、現在どこまで広がっているかを調べて治療を決めます。
ステージは「広がり」であり、「進む速さ」ではありません
大腸がんのステージは、腸の壁への入り込みの深さ、領域リンパ節への転移、離れた臓器やリンパ節への転移を組み合わせて判断します。同じステージでも病変の性質や体調は異なるため、次のステージになるまでの期間が一律に決まっているわけではありません。
また、腸の壁の粘膜下層より深く広がったものを「進行がん」と呼びます。進行がんのすべてに遠隔転移があるわけではなく、手術で取りきることを目指せる場合もあります。反対に、自覚症状が少ないことだけを理由に、早期のがんだと判断することもできません。
進行の状態を調べる検査では、何を見ているのか
「腫瘍が何cmか」という情報だけでは、治療の緊急性や転移の有無までは分かりません。診察では、次のような検査を組み合わせて病状を捉えます。
| 検査 | 主に確認すること |
|---|---|
| 大腸内視鏡検査・生検 | がんの位置や形、腸の狭さを調べ、採取した組織を病理検査で確認します。 |
| CT・MRIなどの画像検査 | 周囲への広がり、リンパ節や他の臓器への転移などを調べます。過去の画像との比較も判断材料になります。 |
| 腫瘍マーカー検査 | CEAやCA19-9などを測定し、経過や治療効果を判断する補助にします。数値の変化だけで進行を確定することはできません。 |
病理検査は、がんかどうかに加え、組織の性質を知るために行います。必要に応じて遺伝子などの検査も行いますが、その結果だけで「あと何カ月で進む」と計算できるものではありません。主に薬の選択など、治療方針の判断に用いられます。
すでに治療中の方は、画像で病変がどう変わったか、新しい病変があるか、食事量や活動に変化があるかを合わせて評価します。腫瘍マーカーが一度上がった場合にも、数値だけを見て薬の中止や変更を自己判断しないでください。
手術まで数週間あるときは、待機中の方針を聞いてください
診断から治療開始までには、広がりを調べる検査や、手術・麻酔を安全に行うための準備などが必要になります。国立医療機関でも、治療方針が決まってから手術までの待ち期間を公表しています。ただし、そこに示される日数は施設の目安であり、誰にとっても安全に待てる期間を示したものではありません。
「1カ月待っても大丈夫ですか」という不安は、そのまま主治医に伝えてください。病変による腸の狭さや出血、体調などによって、急ぐ必要性は異なります。予定日が決まっていても、症状が変われば再評価が必要です。
- 現在の検査結果では、なぜこの日程で治療を進めるのか。
- 待っている間に、食事や服薬で注意することはあるか。
- どのような変化があれば、予定を待たずに連絡するか。
- 夜間・休日に症状が出た場合、どこへ連絡するか。
直腸がんなどでは、病状に応じて手術の前に薬物療法や放射線治療を行う場合もあります。手術をすぐ行わないことと、治療をせずに待つことは同じではありません。治療の順序が提案された理由を聞くと、今の段階で何を目指しているのか理解しやすくなります。
進行速度が心配でも、この症状は予約日まで待たないでください
便やおならが出ない、強いお腹の張り、腹痛、繰り返す嘔吐などが重なる場合は、腸閉塞の可能性があるため、すぐに治療先へ連絡してください。「がんはゆっくり進むと聞いたから」と様子を見る状況ではありません。食物繊維や市販の下剤を自己判断で増やすことも避け、医療者の指示を受けてください。
出血が続く、ふらつく、息切れが強くなる、食事や水分がとれないといった変化も伝えてください。大量の出血、意識が遠のく、急激で強い腹痛などがある場合は、救急対応が必要です。
一方、便秘や血便があるからといって、大腸がんやその進行と決まるわけではありません。ただし、まだ診断を受けていない方も、症状が続く場合は消化器内科などを受診してください。症状があるときは、次の検診を待つのではなく、原因を調べる診療が必要です。
60代の治療は、年齢とともに持病や生活の状態を踏まえて選びます
治療法は、がんを内視鏡や手術で取りきれるか、薬物療法が必要かなど、病状に応じて考えます。60代という年齢だけで強い治療が必要になるわけでも、手術や薬物療法を受けられなくなるわけでもありません。
糖尿病、心臓病、腎臓病などの持病や、普段使っている薬は、治療や検査の安全性に関わります。血液を固まりにくくする薬を含め、処方薬、市販薬、サプリメントも医療者に伝えてください。中止が必要な薬があるかは、医師が判断します。
仕事を続けたい、家族の介護がある、通院を手伝ってくれる人が少ないといった事情も、治療計画を立てるうえで必要な情報です。進行への不安に加え、治療中の生活で心配なことも一緒に相談できます。
手術を待つ間の治療について、当院へご相談いただいた経緯
当院には、腹痛をきっかけにCT検査を受け、大腸の腫瘍が見つかった方からご相談いただいた記録があります。手術の方針となり、手術までの間に受けられる治療がないかを探して来院されました。
この記録は70代の方の相談であり、60代の進行速度を示す症例ではありません。手術前に治療を追加したことや、その効果を確認した記録でもありません。治療までの時間について相談したい場合には、予定されている手術や検査の日程もお伝えください。
光免疫療法について説明を聞きたい方へ
当院では、光に反応する薬剤と光照射を用いる光免疫療法についてご相談を受け付けています。現在の治療に加えて考えられる方法を知りたい方や、副作用の負担から別の方法も整理したい方は、ご希望をお聞かせください。病変の位置、光を届ける方法、治療歴、全身状態などを踏まえ、個別に判断します。
手術や薬物療法が予定されている場合は、その計画との調整も必要です。当院への相談を理由に、現在の治療を自己判断で延期・中断しないでください。自由診療として、治療の目的、期待できる効果の根拠、副作用や合併症、費用について説明します。
画像や検査結果がお手元になくても、最初のご相談は可能です。まずは診断までの経緯や、今困っていることを分かる範囲でお聞かせください。詳しい検討に追加の資料が必要な場合は、ご相談の際にご案内します。
お電話でのご相談:0120-308-833
関連記事
| 大腸がんの肝転移(ステージⅣ)に関する治療の選択肢 |
| ステージ4・末期がんの治療を検討されている方へ |
参考文献
- 国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん)」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん) 検査」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん) 治療」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん) Q&A」
- 国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター「治療方針確定後、治療開始までに要する待ち期間について」

【当該記事監修者】癌統括医師 小林賢次
がん治療をお考えの患者様やご家族、知人の方々へ癌に関する情報を掲載しております。
医療法人社団良凰会 医師一覧

