40代女性の乳がん「生存率と治療法に関する詳細」

年代による乳がんの生存率

乳がんは女性にとって最も身近ながんであり、日本では毎年9万人以上が罹患しており、約1万5千人が死亡しています。
特に、40代から60代の女性は乳がんの発症リスクがピークとなります。
乳がんの発症には、エストロゲンなどの女性ホルモンに強い影響を受けるため、閉経に近づくことでエストロゲンの分泌が変化し、乳腺組織にがんが作られやすいと考えられています。
また、乳がんについては、年代によって生存率が異なるという明確なデータは発表されていません。
そのため、40代では乳がんの罹患率は上がるが、生存率については他の年代とほとんど変わらないと認識していて良いでしょう。

ステージによる乳がんの生存率

乳がんは、他のがんと比べ、比較的予後が良いタイプのがんですが、進行度(ステージ)によってその予後は様々です。
国立がん研究センターが公表している「全院内がん登録2009年10年生存率、2013-14年5年生存率集計」では、女性乳がんの5年相対生存率と10年相対生存率が以下のように推計されています。
相対生存率とは、がんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す重要な指標の一つ。
異なる集団や時点などを比較するために用いられ、診断から5年後の相対生存率がよく使われます。

●5年相対生存率
全体:92.2%、ステージ0:100%、ステージⅠ:99.8%、ステージⅡ:95.5%、ステージⅢ:80.7%、ステージⅣ:38.7%
●10年相対生存率
全体:87.8%、ステージ0:100%、ステージⅠ:99.0%、ステージⅡ:90.7%、ステージⅢ:68.6%、ステージⅣ:19.4%

生存率は、徐々に向上していく傾向にありますが、他の臓器への転移があるステージⅣまで進行すると、生存率は大きく下がってしまいます。
そのため、乳がんにおいては早期発見・治療がより重要ながんとされています。

乳がんの早期発見が治癒のカギ

乳がんは、他のがんと比較して細胞の増殖のスピードが緩やかなことが多いです。
進行速度が遅いがんのため、ステージ0期やⅠ期などの初期段階で発見されることが多く、それが生存率の高さの要因となっています。
しかし、がんのタイプや年齢などによって進行速度は変わってくるため、40歳から推奨される乳がん検診を2年に1回は最低限受けることが重要です。
また、月に1回程度で良いので、鏡の前にセルフチェック(自己検診)を行うようにしましょう。
早期発見することで生存率が高くなり、予後もより良いものとなります。

乳がんの治療法

40代の乳がん治療では、体の衰弱や依存疾患などの制約を、ほとんど考慮する必要はない健康状態のことが多いです。
そのため、腫瘍の大きさや転移の有無、がんのタイプによって手術や放射線療法、化学療法、ホルモン療法などから選択されます。
一般的には、腫瘍が小さい場合には手術が優先され、腫瘍が大きく他の組織まで転移が有る場合には化学療法などが優先されます。
治療の組み合わせには、患者様の希望や治療後の生活の質も考慮されます。

光免疫療法:新たな治療の選択肢

40代乳がん治療の選択肢として光免疫療法が挙げられます。
光免疫療法は、特定の波長の光を用いてがん細胞を選択的に攻撃する治療法です。
この治療法は、健康な細胞へのダメージを抑えつつ、がん細胞を選択的に攻撃することが可能です。
その為、副作用が少ない点が利点の一つに挙げられます。
標準治療と組み合わせる集学的治療も可能なため、標準治療だけで治癒をしていない方は諦めずに一度ご相談ください。
光免疫療法が適用できるかどうかは、がんの種類や進行状況、患者様の体調などによります。
以下より当該治療に関する詳細をご確認頂けます。

まとめ

40代の乳がんの生存率は、他の年代と同様に乳がんのステージ(進行度)によって大きく変動する。
乳がんは、早期発見・治療によって生存率が高いタイプのがんのため、40歳から推奨される乳がん検診の受診は非常に重要となります。
乳がん治療は進行度やタイプによって決定されますが、光免疫療法も一つの治療法として選択肢となる可能性があります。
単なる治療成績だけでなく、治療後の生活の質や副作用の強さなども含めた治療法の組み合わせを検討する必要があります。

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