光免疫療法の治験効果
光免疫療法(PDT: Photodynamic Therapy)について
光免疫療法は、特定の薬剤(光感作剤)を体内に取り入れた後、特定の波長の光を照射することで、がん細胞を破壊する治療法です。
日本における光免疫療法の適応がんと、それが保険診療として認められているか、または自由診療として行われているかについて以下に説明します。
保険診療としての光免疫療法の適応がん
日本の医療保険制度の下で、光免疫療法が承認されている適応がんは以下の通りです。
- 頭頸部がん
これらのがんに対して、光免疫療法が行われる場合、治療費の大部分は医療保険でカバーされる事もあります。
適応条件に関しては医療機関で確認して頂く事を推奨致します。
自由診療としての光免疫療法の適応がん
医療保険の適応外で、自由診療として光免疫療法が行われることがあるがんは以下の通りです。
- 大腸がん
- 胃がん
- 肺がん
- 前立腺がん
- 乳がん
- 膵臓がん
- 肝臓がん
- 腎臓がん
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 食道がん
- 皮膚がん
- 膀胱がん
- 胆のうがん
- 胆管がん
- 咽頭がん
- 喉頭がん
- 口腔がん
- 甲状腺がん
- 卵巣がん
- 小腸がん
- 骨肉腫
など
ほぼ全身のがんに対応しています。「白血病」に関しては現在、適用外になっています。
また、保険診療と比較し、治療に対するメカニズムが異なります。
以下より当院の光免疫療法(自由診療)の詳細をご確認頂けます。
【当該記事監修者】癌統括医師 小林賢次
がん治療をお考えの患者様やご家族、知人の方々へ癌に関する情報を掲載しております。
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