卵巣がんの初期症状8つ「早期発見のための詳細ガイド」

卵巣がん初期症状の詳細な解説

卵巣がんは、「サイレントキャンサー」とも呼ばれており、初期には自覚症状が全くないことも多いです。
そのため、早期発見が難しく、女性特有のがんの中で死亡率が最も高いのが特徴となります。
発見時には進行してしまっていることも多いですが、卵巣がんの代表的な8つの症状を以下にまとめます。
該当する症状を自覚した場合、早急に医療機関に相談してください。

番号 症状 詳細な説明
1 腹部の膨満感や重だるさ 卵巣がんの初期症状の一つとして、腹部の膨満感や重だるさが挙げられます。
卵巣がんが大きくなったり、腹膜播種を引き起こしたりすると、腹腔内に腹水が溜まります。
腹水が溜まると腹部が前に突き出され、膨満感や重だるさを感じることがあります。
特に食後すぐに腹部が膨れるような感じがする場合、注意が必要です。
この症状は日常的なものとして感じられることが多いため、特に気に留めない方も多いかと思いますが、持続的に感じる場合は医療機関で検査を受ける方が良いでしょう。
2 下腹部の痛みやしこり 卵巣がんが進行すると、下腹部に痛みやしこりを感じることがあります。
痛みは、成長した腫瘍が卵巣の周囲の組織や神経を圧迫することで起こります。
痛鈍痛から鋭痛までさまざまで、月経痛と間違えやすいため、注意が必要です。
3 排尿障害 卵巣がんの腫瘍が膀胱に圧迫をかけると、排尿障害が生じることがあります。
具体的には、頻繁にトイレに行きたくなる、排尿時の痛み、排尿量の減少などの症状が現れます。
これらの症状が持続する場合、早急に専門家の診断を受けることが重要です。
4 消化器系の症状 卵巣がんの進行に伴い、消化器系にも影響が出ることがあります。
便秘や下痢、食欲不振などの症状が現れることがあります。
これらの症状は他の消化器系の疾患とも重なるため、他の症状と合わせて判断することが大切です。
5 体重の減少 卵巣がんの進行により、体重が減少することがあります。
特に食欲不振が伴う場合、体重の減少が顕著になることがあります。
急激な体重減少は健康にも悪影響を及ぼすため、注意が必要です。
6 疲れやすさ 卵巣がんが進行して腹水の量が増えると、胸水も認められるようになります。
胸水の量が増えると、肺を圧迫して息苦しさを感じるようになり、少しの活動で疲れやすくなります。
7 月経異常 卵巣がんは、月経周期に影響を及ぼすことがあります。
月経の量が多くなったり、周期が不規則になることが考えられます。
月経異常が続く場合、婦人科の専門家に相談することをおすすめします。
8 脚の浮腫みや腰痛 卵巣がんの腫瘍が大きくなると、膀胱や直腸が圧迫され脚が浮腫むことがあります。
また、同様に周りの臓器や神経が圧迫され、腰痛を引き起こすことがあります。

半数が進行して発見される卵巣がん

卵巣がんは、進行しても特徴的な症状がほとんど無いため、約半数が発見時にステージⅢやステージⅣまで進行しています。
ステージⅢ以降まで進行すると、生存率がより低くなってしまうため、早期発見が非常に重要となります。
卵巣がんは、40代から罹患率が上がるため、40歳からは年に1回の定期検診を受けるようにしてください。

治療の基本は手術と化学療法

卵巣がんの治療は、手術による切除と化学療法(抗がん剤)が基本となります。
卵巣がんが疑われる場合、卵巣腫瘍の悪性か良性かの診断のため、手術によって組織を摘出します。
悪性の場合、ステージやタイプの判定とがんをできるだけ切除することを目的に手術を行います。
可能な限り初回の手術で腫瘍を取り除くことが重要となります。

また、卵巣がんは婦人科のがんの中で最も抗がん剤の効果が高いため、術後に手術の効果を高める目的で化学療法を行います。
腫瘍が大きくて手術が困難な場合、手術前に化学療法を行って腫瘍を縮小させることもあります。

これらの標準治療以外にも、副作用が少ない治療法として光免疫療法も注目されています。

まとめ

卵巣がんの症状は、自覚することが難しく、発見した時には進行してしまっていることも少なくありません。
40歳以降は、年に1回の定期検診を受けることが推奨されます。
卵巣がんの治療は、手術や化学療法が基本となるが、副作用の少ない光免疫療法についても注目されています。
現在、卵巣がんを疑われる場合や治療にお悩みの場合は、一度当クリニックまでご相談ください。

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