光免疫療法は、がん細胞への直接的なアプローチを目指すと同時に、免疫機能に働きかける治療法です。
光に反応する薬剤(ICGリポソーム)を点滴で投与し、がん細胞に集積した薬剤に近赤外線を照射することで、がん細胞への作用を目指します。
さらに、薬剤ががん細胞に集まりやすい性質を活かし、照射によって生じる反応(活性酸素の発生など)を通じて、がん細胞を内側から攻撃します。
当院の光免疫療法は以下の方にも対応しております
- 幅広いがん種や全身の転移部位にも対応
- 標準治療との併用治療も可能
- 副作用が少ないため抗がん剤の休薬中の方も対応
- 高齢で標準治療が出来ないと言われた方も対応
- もう治療法が無い、緩和ケアを勧められた方も対応
- 他の治療方法を探している方や、ステージに関わらず治療の選択肢として相談受付
がん治療の選択肢の一つとして、光免疫療法もぜひご検討ください。
以下のバナーをクリックで光免疫療法の詳細をご覧いただけます。
10代で肺がんと診断されることは非常にまれですが、可能性がゼロというわけではありません。咳や胸の痛みがあるからといって、肺がんとは限りません。一方、年齢だけで原因を決め付けず、原因不明の咳や痰が2週間以上続く、血痰が出るといった場合は医療機関を受診してください。この記事では、10代の肺がんの頻度と、症状が続くときの受診・検査の考え方を説明します。
10代の肺がんはどのくらい少ないのでしょうか
肺がんは、年齢が高くなるほど罹患率が高くなるがんで、10代での発症はまれです。成人全体の肺がん患者数や、高齢者を多く含む生存率を、そのまま10代の発症確率や予後に当てはめることはできません。
国立がん研究センターが公表する2023年の統計では、15~19歳のがん全体の罹患率は、年間で人口10万人あたり16.5例です。この集計には良性・良悪性不詳の脳腫瘍も含まれます。これは肺がんだけの数字でも、10代の間にがんになる確率でもありません。
15~19歳で多くみられるがんには、脳腫瘍、白血病、胚細胞腫瘍・性腺腫瘍、リンパ腫などがあり、成人のがんとは内訳が異なります。「10代でがんになる確率」と「がんと診断された若い人のうち、ある種類のがんが占める割合」は、分母が違う情報です。数字を見る際は、年齢、病名、対象期間を確かめましょう。
咳が続くとき、肺がんかどうかを自分で判断しない
肺がんの症状には、咳、痰、血痰、胸の痛み、息苦しさ、発熱などがあります。ただし、これらは肺炎や気管支炎などでも起こる症状で、「この症状なら肺がん」と判断できるものはありません。インターネット上の症状一覧と一致することだけでは、診断にはつながりません。
受診の目安になる症状
国立がん研究センターは、原因が分からない咳や痰が2週間以上続く場合、血痰が出る場合、原因不明の発熱が5日以上続く場合に、早めの受診を勧めています。これは肺がんを意味する目安ではなく、症状の原因を調べるための目安です。
強い息苦しさ、突然の強い胸痛、多量の血を吐くなどの症状がある場合は、期間を待たずに救急受診が必要です。10代であっても、症状が急に悪化した場合には速やかな対応を優先してください。
受診時に伝えると役立つこと
いつから症状があるか、良くなっているか悪くなっているか、夜間や運動時に強くなるか、発熱や血痰を伴うかを整理してください。すでに受診して薬を使っている場合は、薬の名前と、症状がどう変わったかも伝えます。
受診先に迷う場合は、年齢に応じて小児科、内科、呼吸器内科などに相談できます。一人で不安を抱えている場合は、保護者や学校の養護教諭など、相談しやすい大人に話して受診を手伝ってもらってください。
検査は、症状と診察から必要なものを選びます
診察では、症状の経過や体の状態を確認し、必要に応じて胸部X線検査やCT検査などを行います。肺に影があると言われても、それだけで肺がんと確定するわけではありません。画像の特徴や経過、ほかの検査結果から原因を調べます。
| 検査 | 何を調べるか |
|---|---|
| 胸部X線検査 | 肺などに異常な影がないかを調べます。結果だけで病名が確定するわけではありません。 |
| 胸部CT検査 | 肺の影の位置、大きさ、形や、周囲の状態などを詳しく調べます。 |
| 気管支鏡検査などによる組織・細胞の検査 | がんが疑われる場合などに、病変の細胞や組織を採取して診断します。採取方法は病変の場所や体調によって異なります。 |
すべての患者様に、この順番ですべての検査を行うわけではありません。検査を勧められたときは、何を確かめるためか、結果によって次の対応がどう変わるかを聞いてみましょう。自己判断でCTやPET検査を繰り返すより、診察に基づいて必要性を判断することが重要です。
10代でも、肺がん検診を毎年受ける必要がありますか
症状がない10代の方に、成人向けの肺がん検診をそのまま勧めるものではありません。がん検診には対象年齢や受診間隔があり、病気を見つける利益と、不要な精密検査などの不利益の両方を考えて決められています。
症状があるときの診察・検査と、症状がない人のがん検診は別です。学校の健康診断で異常がなかった場合も、その後に咳や血痰などが続けば、健診の時期を待たずに受診してください。
喫煙と肺がんの関係を、10代の症状の原因と混同しない
喫煙は肺がんの重要な危険因子で、喫煙を始める年齢が若く、喫煙量が多いほどリスクが高くなります。たばこを吸わないこと、周囲のたばこの煙を避けることは、将来の健康を守るための行動です。
ただし、10代の肺がんを一律に「不摂生や喫煙が原因」と説明することはできません。喫煙しない人にも肺がんは起こります。診断された患者様やご家族が、生活習慣だけを原因と考えてご自身を責める必要はありません。
肺がんと診断された場合は、病気の種類と年齢に合う治療を相談する
肺がんの治療は、組織型、進行度、遺伝子の変化、体の状態などによって異なり、手術、放射線治療、薬物療法などを検討します。10代では病気がまれなため、成人の肺がんの情報だけで治療を決めず、年齢に応じた専門診療との連携について主治医に相談してください。
生存率についても、肺がん全体の数字を10代の患者様の見通しには置き換えられません。病理診断や病期、提案された治療の目的を確認し、その方の病状に沿った説明を受けます。治療を始める際には、学校生活との両立や、将来の妊娠・出産に関わる影響についても相談できます。
当院への相談を考えている方へ
肺がんの診断を受けて当院へ相談する場合は、年齢、診断内容、現在の症状、主治医から説明された治療方針をお聞かせください。資料をお持ちであれば、画像検査や病理検査の結果、治療歴が参考になります。画像や検査結果がお手元になくても、ご相談いただけます。
光免疫療法についてもご相談を受け付けていますが、10代という年齢だけで治療の可否は決まりません。診断された病気、病変の位置、光を届ける方法、全身状態、年齢に応じた対応を含めた個別の確認が必要です。ご相談は、専門医による診断や主治医の治療計画を踏まえて進めます。
まだ肺がんと診断されておらず、咳や胸痛が心配な段階では、まず症状の原因を調べる診察を受けてください。不安を和らげるためにも、診断前から治療法を決めるのではなく、いま必要な検査と対応を医師と相談しましょう。
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参考文献
- 国立がん研究センター がん情報サービス「小児・AYA世代のがん罹患」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「がん種別統計情報 肺」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「肺がんについて」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん 検査」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん 予防・検診」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん検診について」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん 非小細胞肺がん 治療」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「AYA世代のがんの治療」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「AYA世代のがんの療養」

【当該記事監修者】癌統括医師 小林賢次
がん治療をお考えの患者様やご家族、知人の方々へ癌に関する情報を掲載しております。
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