卵巣がんステージⅣの全面解「特徴、症状、治療法と光免疫療法の詳細」

卵巣がんステージⅣの詳細な解説

自覚症状が少ない卵巣がん

卵巣とは、子宮の両脇に一つずつある親指大の臓器であり、女性ホルモンを分泌して卵子を作り出すのが主な役割です。
2~3cm程度と小さく、子宮体部からの靭帯によって支えられており、周囲にはスペースがあります。
そのため、腫瘍が大きくなってもすぐに他の臓器などを圧迫することが無いため、その自覚症状が出にくいです。
卵巣がんは主に超音波検査などの画像診断や血液検査によって発見されますが、正確に調べることが難しく、早期に発見できることは稀です。
この記事では、卵巣がん全般の解説、ステージⅣに関する特徴や治療法などについてもご紹介します。

卵巣がんの病期(ステージ)

卵巣がんはその広がり方によって、大きくⅠ期からⅣ期までの4段階に分類されます。
初回手術によってがんの広がり方(ステージ)を判定し、それに応じてその後の治療法を決定します。

●ステージⅠ:がんが卵巣に限局しているもの
●ステージⅡ:がんが卵巣内に存在し骨盤内(小骨盤腔)に進展するもの。あるいは原発性腹膜がん。
●ステージⅢ:がんが骨盤外の腹膜播種あるいは後腹膜リンパ節転移を認めるもの。
●ステージⅣ:腹膜播種を除く遠隔転移のあるもの。

卵巣がんステージⅣの特徴

卵巣がんのステージⅣは、がんが卵巣の外に広がり、遠隔の臓器やリンパ節にも転移している状態を指します。
肺や肝臓、骨などの部位に転移しやすく、転移先の臓器で様々な症状を引き起こします。
また、再発のしやすいがんであり、特にステージⅢ、Ⅳの進行がんでは、2年以内に約55%、5年以内に約70%が再発するといわれています。
再発したがんは、初発のがんと比べて治療が困難であり、生存期間も短い傾向にあるため、注意が必要となります。

ステージⅣの症状

卵巣がんは、ステージⅣまで進行しても、特有の症状が出ることは少ないです。
卵巣がんに由来する症状としては、腹水の貯留に伴う痛み、腫瘍が大きくなることによる腹部の圧迫感や痛み、頻尿、体重減少、体重増加などが挙げられます。
また、遠隔転移した先の臓器でも症状が出ることもあり、肺に転移した場合は胸水や息切れ、骨に転移した場合は痛みや骨折などの症状が挙げられます。

卵巣がんの診断

卵巣は、他の臓器と比べて腫瘍ができやすい臓器であり、良性か悪性(卵巣がん)の鑑別が困難です。
術前に行う超音波検査やCT、MRI、血液検査(腫瘍マーカー)といった検査だけでは、悪性腫瘍の疑いがあることしか分からないケースもあります。
卵巣がんは、初回手術で摘出した腫瘍を病理検査によって調べることで、進行度や悪性度が明確になります。
このように、卵巣がんは、開腹手術による腹腔内の視診及び病理検査の結果を得ることで、初めて正確な進行度などが分かります。

卵巣がんステージⅣの治療

ステージⅣの卵巣がんの治療は、手術と化学療法の組み合わせが基本となります。
ステージⅣまで進行すると、手術によって全てのがんを摘出することは不可能なため、取り切れなかった腫瘍に対しては化学療法によってがんの進行を抑制します。
がんが広範囲に拡がっているなどの理由で手術が困難な場合、手術前に化学療法を行い、腫瘍の縮小化を図ることもあります。
また、手術や化学療法による治療後は、がんの再発や成長を防ぐために、分子標的薬を用いた維持療法が検討されます。

卵巣がんに対する光免疫療法

光免疫療法とは、がん細胞に集積した薬剤を特定の光で活性化させ、がん細胞を攻撃する治療法です。
光免疫療法は、他の治療法と組み合わせて使用されることもあり、患者様の状態やがんの進行度に応じて治療プランが考えられます。
副作用の少ない治療法のため、年齢や体力的な問題で手術が適用できない患者様にも対応可能な場合があります。
卵巣がんステージⅣの患者様で、治療法にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
以下より当院の光免疫療法の詳細をご確認頂けます。

まとめ

卵巣がんのステージⅣは、他の臓器へ遠隔転移した状態であり、再発をしやすく予後も悪いといえます。
明確な自覚症状は少ないですが、腹部の圧迫感や痛み、転移先での症状が引き起こされることがあります。
手術と化学療法の組み合わせによる治療が基本となりますが、がんの拡がり具合や転移状況によっては根治性のある治療は困難なケースもあります。
光免疫療法は、進行した卵巣がんに対しても有効な治療法となる可能性があります。
卵巣がんは、他のがんと比べて予後が悪く死亡率も高いがんのため、適切な治療の組み合わせやフォローアップが非常に重要となります。

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