乳がんかもしれない12の症状とその詳細

乳がんの症状について

乳がんは、乳房の細胞が異常に増殖することで発生します。初期の段階では症状が出にくいため、定期的な検診や自己検診が非常に重要です。
以下に、乳がんを疑われる12の症状を記載していますので、該当する方は早急に医療機関への相談をしましょう。

症状 詳しい説明
乳房にしこりや硬い部分を感じる 乳がんの代表的な症状です。しこりは痛みを伴わないことが多く、乳がんによるしこりは硬く境目がはっきりしていないのが特徴です。乳がんの進行とともにしこりは大きくなっていきます。また、しこりは乳房の上外側にできる割合が約半数を占めます。
乳首から分泌物が出る 乳がんは主に乳腺の組織にできます。がん細胞が正常な細胞を壊していくことで、乳腺を通って乳首から茶色や赤色の分泌物が出ることがあります。
乳首の形状や位置が変わる 乳がんの成長により乳首が陥没したり内向きになることがあります。これらの症状が一時的ではなく、持続する場合には医療機関へ相談にいきましょう。
乳房の皮膚に凹みやオレンジの皮のような変化がある 乳がんが成長して周りの組織を巻き込むことで皮膚が厚くなり、オレンジの皮のように凹凸が現れることがあります。乳がんが進行すると見られることがあり、該当する方は早急な対応が必要です。
乳房の大きさや形が一方だけ変わる 左右の乳房の大きさや形が異なることはあまり心配する必要がありませんが、一方の乳房が急に大きくなったときは注意が必要です。乳がんが大きくなり、乳房全体が腫れている可能性があります。
乳房の皮膚に赤みや炎症が生じる 乳房の皮膚の赤みで発症する乳がんは炎症性乳がんと呼ばれています。がんが拡がることで、ただれや湿疹のように見えることもあります。
乳房の痛みや不快感 乳がんの初期段階では痛みを伴わないことが多いです。乳房や乳頭に持続的な痛みを感じる場合も乳がんの可能性があります。特に、片方の乳房に限定された痛みが長期間続く場合には、がんの疑いがあるため。
脇の下(腋窩)のリンパ節が腫れる 乳がんによるリンパ節の腫れは、通常は乳房内にできたがん細胞がリンパ節に転移することにより起こります。腋窩のリンパ節に転移がある場合、ステージII期以降に分類されます。
乳房の皮膚に小さな突起ができる 乳がんの進行により、皮膚の小さな血管が詰まることで、小さな突起が生じることがあります。
乳首の周りの皮膚に変化がある 皮膚の色が変わったり、乾燥やひび割れが生じることがあります。また、皮膚が硬くなり毛穴が目立つようになることもあります。
乳房全体の重さや感触が変わる 乳がんの腫瘍の成長により、乳房の重さや感触が変わることがあります。また、乳がんが拡がる過程で、乳房全体が硬く縮んで小さくなることもあります。
乳房の皮膚に青あざや色の変化がある 極稀に乳がんの腫瘍が血管を圧迫することで血流が悪くなり、青あざや色の変化が生じることがあります。

乳がんの症状は、初期段階では見つけにくいですが、しこり、分泌物の、乳房や乳首の形状の変化、皮膚の異常など、定期的なセルフチェックを行うことで早期発見をしやすくなります。
上記の症状が一つでも該当した方は、すぐに専門医の診察を受けることをおすすめします。
乳がんは、早期発見・治療によって生存率に大きな影響が出てくるため、定期検診も受けることが予防に繋がります。

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